有料老人ホームに訪問し感銘

こんにちは。介護専門税理士の松本昌晴です。

先日、ある医療法人の事務長さんから私の事務所のホームページを見て、ご相談の電話をいただきました。

ご相談内容は私では対応ができなかったので、有限会社はなまるの社長中尾俊平さんにお願いすると快くお受けいただきました。

そして、昨日、医療法人の事務長さんに中尾さんをご紹介するため、有料老人ホーム(住宅型)「はなまる星田」を訪問しました。

はなまる星田

最初に「はなまる星田」を見学させていただきました。職員の方がイキイキと働いておられるのが印象的でした。

見学が終わったあと、有限会社はなまるの会社概要や「教育と戦略」についてのご説明をしていただきました。
有限会社はなまる概要


ご説明をして頂いたなかで、私が一番感心したのが、次の「はなまる3つのポイント」です。
「はなまる3つのポイント」教育論


現状と目標の差

まず、従業員に現状を伝え(例えば、会社の売上や人件費などの数字を伝える)、また年2回のボーナス支給時に1人30分程度の個別面談を行って、従業員の今の現状を聞くそうです。

そして、現状と目標とに差があれば、それを埋めるためにどのようにするかということを、従業員に聞きます。

このようにして、現状と目標のギャップを埋めていきます。

従業員に目標を持たせ、自主的に現状を改善させるように促しておられるところが素晴らしいと思いました。

やりすぎぐらいでちょうど良し

たとえば、従業員のお子さんが風邪で休んだ場合、その病状を心配して聞くのは当然ですが、それぞれの家庭環境を把握しながら1週間後にもう一度聞いて治ったかどうかを聞いてみるなど
何事についても「やりすぎぐらいでちょうど良し」の精神で気配りをされています。


あたたかく厳しく

「現状と目標の差」は、従業員にとって自分は成長しているという充実感を持つことができ、 「やりすぎぐらいでちょうど良し」は優しい気配りに働く意欲が湧いてくるように思います。

したがって、上司からの厳しい指導も前向きに捉えることが出来ると思います。



中尾さんは平成16年に通所介護を立ち上げてから、おそらく色々苦労されてきたかと思います。

そのなかで、従業員の教育や会社の理念、戦略など柱になるものを作り上げてこられたのでしょう。

若くして、そこまでできる経営者は非常に少ないです。

おそらく、これから自然と事業は大きくなっていくと思います。

最後に、中尾さん、そして同席していただきました神原さん、ありがとうございました。


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