通所介護の現状について(利用時間)

こんにちは。介護専門税理士の松本昌晴です。

今回は「通所介護の現状について(利用時間)」を社会保障審議会介護保険部会(第45回)の資料に基づきご紹介します。

通所介護の利用時間

時間区分の状況については、徐々に長期化してきており、平成23年度では、84%が6-8時間となっています。

平成15年報酬改定において「要介護者の在宅生活を支援し、利用者の利便性の向上や家族介護者の負担の軽減を図るため」導入した延長加算については、平成24年3月サービス実績では、約9.1万回と全回数の約1%を占めています。

時間帯区分別算定件数の推移(各年度末)
時間帯区分別算定件数の推移

時間帯区分別算定件数の推移

平成24年報酬改定において、サービス提供時間の実態を踏まえるとともに、家族介護者への支援(レスパイト)を促進する観点から、サービス提供の時間区分を見直すとともに、12時間までの延長加算を認め、長時間のサービス提供をより評価する仕組みとした結果、平成23年度まで、6-8時間区分の報酬を算定していた事業所のうち、半数以上が7ー9時間区分の報酬を算定しています。

利用回数



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