介護事業の開業相談の経験が豊富になると陥りやすい落とし穴

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

何事も経験が豊富になると、良いこともあるのですが弊害もでてきます。

特に最近、反省していることがあります。

それは、度々あることではないのですが、介護事業の開業相談に来られる方に最初に会った瞬間、結論を無意識のうちに出してしまうことです。

経験が豊富になると、経験した色々なパターンの中から脳が瞬時に同じパーンを拾い出し、結論を先に用意してしまっているのです。

「この人は介護事業を開業しても成功するだろう」とか

「この人はうまくいかないのではないか」とかです。

従業員を採用するときの面接についても、同じようなことがあります。

今まで、たくさんの人の面接をしてきました。

特に失敗したケースは、私の脳に強烈に残っています。

そのため陥りやすい落とし穴は、過去の失敗した人とどこか同じところがあると、面接をしないか又は面接しても採用しない傾向にあることです。

冷静になって考えてみれば、世の中にはまったく同じ人はいないのもかかわらず、結論を急ぎすぎる傾向にあります。

このようなことは、私だけでなく様々なところであるのではないでしょうか?

たとえば、プロ野球でベテラン選手がこの試合は負けるであろうと思って、気合が入っていない態度に出ることがあるのも、その一例かもしれません。

おそらく結論を先に出して、楽しようとする気持ちが、どこかにあるのではないかと思います。

反省しています。


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