訪問介護とデイサービスのどちらを選ぶか？

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

介護事業の開業相談に来られる方には、大きく分けて

開業する介護サービスを決めていない方は、たとえば訪問介護を開業しようか、デイサービスを開業しようか悩んで相談されます。

私は、次のようにお答えしています。

まず、開業資金をどれだけ集められるかによって決まります。

デイサービスを開業しようとすれば、通常、2,000万円以上の資金を用意しなければなりません。

一方、訪問介護の場合は、通常、600万円程度はかかると思います。

自己資金や金融機関などからの資金調達を含めて、どれだけの資金が集められるか、2,000万円以上の資金が集められたらデイサービスの開業が可能となります。

この段階で訪問介護を選択される方には、訪問介護のメリットとデメリットをお伝えしています。

特にデメリットについては、お伝えするようにしています。

都市部ではヘルパーさんを募集しても、ほとんど集まらない状況です。

また、応募してきた人も色々な方がおられます。

したがって、訪問介護を開業する場合は、ご自身や家族、仲間が資格を持って、配置要件の常勤職員2.5人のうち2人ぐらいあれば理想的です。

開業するまでには自己資金を作ること、一緒に開業してくれる仲間を探すことに力を入れて、ある程度のメドがたったところで開業をお勧めしています。

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