訪問介護事業の立地条件

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

去年の暮に訪問介護の開業相談に来られた方から、事業所の立地条件についてご質問がありました。

「どこに事業所を開設したらいいですか?」とういう質問です。

飲食店などでは、人通りの多い表通りやテナントビルの1階を立地として考えます。

しかし、訪問介護事業の場合はご利用者宅に訪問してサービスを提供する事業なので、人通りの少ない裏通りでも、またマンションやアパートの2階でも問題はありません。

訪問介護事業は、飲食店などのようにご利用者が事業所に来られることはありません。

また、ご利用者宅を移動しながら1日数箇所訪問しますから、出来るだけ移動時間が短い方が効率的です。

そのため、高齢者が多い地域や今後、高齢者が増える地域に開業することをお勧めします。

大阪市内であれば、ほぼどの地域でも上の条件満たしています。

そこで私は、事業所の立地条件として一番考慮すべきことは、「あなたの人脈に一番近いところを選ぶべきです。」と言っています。

事業所を開設しても、ご利用者を紹介してもらえなければいけません。

ご紹介していただけるキーマンになる人を知っていても、そのキーマンになる人から紹介してもらえるご利用者の地域は限定されています。

その地域に事業所を開設することを最優先して、事業所の立地を決定することをお勧めします。




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