2014.01.20
カテゴリ:介護事業所の経営
今年11月から介護報酬の請求はインターネットで
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
今年11月から介護報酬の伝送請求は、通常のインターネット回線での請求に変わります。
介護報酬の請求を国民健康保険団体連合会に送るとき現在は、
- 伝送(ISDN回線)
- 電子媒体(FD、MO、CD-R)
- 紙媒体
の方法で行われています、
そして、上の3つの請求方法の利用割合は、
- 伝送:82.5%
- 電子媒体:14.2%
- 紙媒体:3.3%
となっています。
これが今年の11月から介護報酬の伝送請求が、通常のインターネット回線での請求に変わります。
当面は現行のISDN回線も併用できる経過措置が設けられます。
今年9月以降に開業される方は、最初からインターネット回線を開設した方が良いでしょう。
また、8月までに開業される方は当面ISDN回線を開設し、11月以降インターネット回線を開設することになります。
ISDN回線は費用がかかるので、数ヶ月間だけ電子媒体や紙媒体を利用し、11月以降インターネット回線を利用するのも良いかもしれません。
介護給付費等のインターネット請求化に伴う請求省令の見直しについて
一定の経過措置期間を置いて伝送又は電子媒体による請求を原則義務化されます。
その際、高齢などの理由により、伝送又は電子媒体による請求が困難であるサービス事業所等に対し配慮する観点から、伝送又は電子媒体による請求の例外措置等を定められる予定です。
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