2014.04.02
カテゴリ:介護事業所の経営
自宅一軒家でデイサービスを開業
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
昨日のブログで、自宅マンションで訪問介護事業を開業する場合について述べましたが、今日は自宅一軒家でデイサービスを開業する場合について述べたいと思います。
例えば、自宅一軒家の1階の一部をデイサービスとして利用し、居住スペースと共用にしている場合を想定しましょう。
この場合には、家族や知人、親戚などとデイサービスのご利用者が、自由に行き来できるような状態ですので、個人情報が漏れる可能性があり許可がおりないでしょう。
しかし、外付の階段を設置し2階を居住専用にし、1階をデイサービス専用にすれば許可がおりる可能性があります。
この点については、各市町村によって基準が異なるケースがあるので、問い合わせする必要があります。
もし、自宅で開業できると
- 新たにテナントを借りる場合には家賃が発生しますが、自宅で開業する場合には自社に家賃を払うので、実質的に外部にお金が出ていきません。
- 既存設備を有効に活用することにより、内装工事代を抑えることができます。
- 2階に居住していると、1階のデイサービスに近くて便利です。
- デイサービスから家賃を受け取ることができ、収入が増えます。
- デイサービスが軌道にのり利益がでると、家賃を支払うことにより節税できます。
などのメリットがあります。
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