2014.05.12
カテゴリ:介護事業所の経営
サービス付き高齢者向け住宅「標準に達せず」43%
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
高齢者住宅研究所は、2012年末までに登録されたサービス付き高齢者向け住宅2055物件全てについてアンケートを実施し、その調査結果を発表しました。
その結果、サービス付き高齢者向け住宅のうち、43%が標準に達していないことが分かりました。
ここで、「標準」とは、次の全てを満たした物件をいいます。
- 住まいとしての条件 80%以上
- 安心・安全を確保するためのサービス 50%以上
- 生活の自由度 50%以上
- 尊厳のではなく保障 60%以上
調査の結果は、次の通りです。
- 優良な住まいとされたAランクの物件は、14.7%
- 標準的なB評価が41.7%
- 標準未満のC評価が40.3%
叉、調査の結果から大部分は法が定める基準を満たしているが、車いすの人が使いにくい台所があったり、住戸に鍵が無かったり、中には、認知症などを理由に、事業所が契約を一方的に解除できる規約を盛り込んだ問題物件もあった。
月別登録棟数の動向及び都道府県別登録棟数
都道府県別登録棟数では、
- 大阪(350 棟)が300 棟を超えて登録棟数が多い。
- 次に、北海道(282 棟;12 月末比較12 棟増)、
- 更に、埼玉(221 棟;12 月末比較27 棟増)、
- 東京(206 棟;同16 棟増)、
- 兵庫(192 棟;同20 棟増)、
- 神奈川(179 棟;同13 棟増)、
と続く。
【月別登録棟数の動向】
【都道府県別登録棟数】
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