週刊東洋経済「誤解だらけの介護職 もう3Kとは言わせない」
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
週刊東洋経済第6525号(2014年5/17)において、「誤解だらけの介護職 もう3Kとは言わせない」という特集記事がありました。
詳しく本誌をご覧いただきたいのですが、私が本誌の中で介護事業の経営者様にとって、「事業所の多くは低離職率 カギはマネジメント」の記事に目をひかれました。
以下は、記事の内容をもとに作成しました。
離職率の二極化
介護職の離職率は、2012年度17.0%(介護労働安定センターの調査)でしたが、その中身をみると離職率が10%未満にとどまっている事業所と30%以上を超えている事業所との二極化が起きている
さらに、介護労働安定センターの介護労働実態調査によると、離職率が高い事業所の特徴は、
- 事業開始から3年未満の事業所や
- 職員19人以下の小規模事業所
であるという結果が出ています。
退職理由は理想と現実のギャップ
介護労働実態調査によると下のグラフの通り、直前の介護の仕事をやめた理由の2番目に「法人や施設・事業所の理念や運営のあり方に不満があったため」が挙がっています。
【直前の介護の仕事をやめた理由】
介護職を選んだ人の多くは、やりがいを求め、高い理念や運営方針を求めて就職します。
ところが、実際、働いてみると理想と現実のギャップに悩み、離職を選ぶ人が多いのではないかと考えられます。
離職率を下げるには
介護職の離職問題を改善するためには
- 現場のマネジメント力を高めることと
- 多くの職員が抱く理想と現実のギャップを埋めること
がカギを握ると記事には書かれています。
そして、
事業所が理念や運営のあり方を介護職員に明確に提示
双方がイメージを共有したうえで採用
採用時のミスマッチを減らす
離職率の低下
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