いずれすべて自己負担割合2割になることは必然

こんにちは。大阪の専門税理士の松本昌晴です。

介護保険の利用者負担は、制度創設以来1割を維持されていました。

しかし、介護保険制度創設以来初めて、平成27年8月のサービス提供分から一定所得以上の利用者に対して自己負担割合が2割になります。

一方、医療保険の患者負担割合は70歳以上については、現役並み所得者は3割、それ以外は1割となっています。

【介護保険制度と医療保険制度の利用者負担の経緯】
利用者負担の経緯

上の資料は、厚生労働省の資料を引用したものです。

厚生労働省は、あえて介護保険と医療保険の負担割を並べて表示し、2割負担どころか将来は3割負担もありうるかのような印象を与えています。

今回の介護保険法の改正で、一定の所得以上の利用者について、1割負担から2割負担にしましたが、厚生労働省は医療と介護の連携を強めていく視点からも、まずは全ての利用者について2割負担にするのは必然だと考えます。

明日のブログでは、2割負担が介護事業者様に与える影響とその対策について述べたいと思います。




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