2014.05.26
カテゴリ:介護事業所の経営
小規模多機能型居宅介護で成功している事例
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
昨日までのブログで、小規模多機能型居宅介護が普及していない理由として、
- 小規模多機能型居宅介護の仕組みが分かりにくいこと
- ご利用者が軽度者中心で介護報酬が少なく採算をとるのが難しいこと
の2つを挙げました。
一方、採算が取れて成功している小規模多機能型居宅介護事業所があります。
一つは、特別養護老人ホームの重度者の待機待ちとして、一時的に小規模多機能型居宅介護を利用している場合です。
もう一つは、医療機関と連携して重度者(要介護度3以上)のご利用者を紹介してもらっているケースです。
今後、病院は90日ルールにより重度者であっても、在宅に復帰するように退院をすすめていきます。
このような状況が進んでいけば、小規模多機能型居宅介護は重度者を受け入れる受け皿になり、病院にとってもありがたい存在になります。
小規模多機能型居宅介護は、毎月定額で「訪問」「通い」「泊まり」が利用でき、ご利用者や家族にとって良いサービスです。
今後、小規模多機能型居宅介護の普及が期待されます。
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