大阪、兵庫の介護事業者様に限定した地域密着型の税理士、会計事務所です。

少数精鋭の家族経営も生きる道

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

2月13日のブログで、「コンセプトでは加算を取れない。」と書きました。

ご利用者から支持を得たコンセプトが一番大事

コンセプトだけでは、確かに加算は取れないかもしれません。

しかし、しっかりしたコンセプトを持っていれば、加算を取らなくても生き残れると思います。

あるデイサービスでは、営業活動をしなくてもご利用者はいっぱいで、今まで営業をしたことはないと言われていました。

その理由は、「コンセプトが、しっかりしているからです。」と言われていました。

事業所を大規模にすることは、厚生労働省が望むことで、一つの回答であるかもしれません。

しかし、答えは一つではなく、小規模で生き残る方法があるのではないでしょうか。

それは、ご利用者が利用したいと思うコンセプトをしっかり定めことだと思います。

報酬は軒並みダウインしましたが、依然小規模有利

小規模デイは、10％近く報酬がダウンしました。

一方、通常規模型や大規模型は5％程度のダウンになっています。

今回のデイサービスの報酬改定は、小規模に厳しいですが、視点を変えてみると小規模デイはまだ有利だと言えます。

例えば、5時間以上7時間未満の報酬を比べてみると、依然として、小規模の報酬は高いです。

中途半端な規模が一番儲からない

会計事務所を30年経営していて一番儲かったのが、正直に申し上げると従業員3人と私達夫婦の5人でやっていたときです。

今から20年前です。

私達夫婦が現場の仕事をしていましたから、人件費はいりません。

そのため、利益が出たのです。

私は、家族を中心とした少数精鋭で経営することが、金銭的にも精神的にも一番楽だと思います。

デイサービスで言うなら、小規模デイを家族で経営しコンセプトがご利用者に指示されていれば、やっていけると思います。

中途半端に通常規模にすると、かえって利益が出ないように思います。

（ご参考）改定後の通所介護の基本報酬

【小規模型通所介護費】

【通常規模型通所介護費】

【大規模型通所介護費（Ⅰ）】

【大規模型通所介護費（Ⅱ）】

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