2015.05.07
カテゴリ:平成27年介護保険法・介護報酬改正
デイサービスは定員30人以上で規模のメリット
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
デイサービスは、定員30人以上で規模のメリットが得られます。
下の表をご覧ください。
平成26年の介護事業経営調査結果をもとに、今回の介護報酬改定を加味してシミュレーションしたものです。
1ヶ月の利用者数が増えるにつれて、差益率が増加しているのが分かります。
規模のメリットは月間利用者数600人以上で顕著
上の表の差益率をご覧いただくと、
- 451人~600人で2.8%
- 601~750人で9.1%
と3倍以上の差があります。
このことから、規模のメリットが得られるのは月間の利用者数600人以上になった時と考えられます。
月間利用者数600は、定員30人ぐらいに相当します。
稼働率80%で営業日数25日とすると、30人×25日×80%=600人
になります。
したがって、規模のメリットを目指す場合は定員30人が一つの標準になるのではないでしょうか?
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