厚生労働省が、デイサービスの規模拡大を考えている理由

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

昨日のブログで書きました通り、規模が大きくなると利益が出やすくなります。

利益が出るようになると、介護職員の給料を上げたり研修をするなど、処遇改善への余裕が出てきます。

そうなると、職員のモチベーションは上がり、利用者へのサービス向上へつながり、利用者の満足の向上につながり好循環になっていきます。

これによって、利用者、従業員、会社の三者がともに満足する理想的な形になります。

規模と離職率・月給との関係

池田氏の著書「介護保険論」には、次の事業所規模(従業員数)別離職率と事業所規模(従業員数)別平均月収のグラフが掲載されています。

画像の説明
出典:池田氏の著書「介護保険論

一部の例外はありますが、規模が大きくなるにつれて離職率は減少し月給は増えていきます。

厚生労働省としては、介護事業所の規模が大きくなると

  1. 経営が安定するので、介護サービスも安定して提供できること。
  2. さらに、利益を出しているので報酬を下げやすいこと。

から、介護事業所の規模を大きくしたいと考えています。



松本昌晴税理士事務所
大阪の税理士
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