訪問介護の2時間ルール
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
高齢者住宅の訪問介護については、この4月から日中でも身体0が取れる様になったので、今までの様に夜間・深夜・早朝に身体0が集中することはなくなると思われます。
ただ、一つだけ条件があって、身体0のサービスとその前に行ったサービスとの間が、2時間以上開いていなければなりません。
これを2時間ルールと言います。
2時間を開けなかったっ場合の扱い
もし、2つのサービスの間を2時間以上開けなかったらどうやるのでしょうか?
例えば、90分程度で次のサービスをした場合、ムダになるのでしょうか?
請求てきないのでしょうか?
また、法律的にしてはいけないのでしょうか?
訪問介護のルールで、昔から独自のものがあります。
そのルールは、2つのサービスの間が、2時間以上開いていないと、2つのサービスを一つのサービスとみなすというものです。
例えば、最初に25分程度の身体介護を提供し、その後2時間を開けて15分のサービスを提供した場合は、それぞれ15分と25分の身体介護として請求することができます。
しかし、25分と15分のサービスを2時間を開けないで提供した場合は、25分のサービスと15分のサービスが一つになります。
すなわち、25分+15分=40分のサービスとして扱われます。
40分サービスということは、訪問介護の報酬の基準では、30分以上1時間未満の身体2の請求になります。
身体0で請求は出来ませんが、全くムダになるのではなく200円ぐらい報酬が安くなります。
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