インターネットのローカルルールリスクと時間軸のリスク
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
昨日のブログで、ローカルルールリスクについて書きましたが、今日はインターネットで情報を入手する場合のリスクと時間軸のリスクについて書きたいと思います。
インターネットのローカルルールリスク
インターネットの情報についても、ローカルルールリスクと同様にリスクがありますので、注意しなければなりません。
例えば、大阪の方がお泊まりデイサービスをやってみたいとう質問を掲示板でした場合、京都の方が回答すると、お泊まりデイサービスの許認可はおりませんということになります。
インターネットで簡単に情報収集する場合、介護に関しては質問者と回答者が同じ地域であれば、その情報はある程度活用できます。
違う地域であれば、ローカルルールがあるので異なることがあります。
インターネットを日常的に使いますが、介護の情報に地域ごとに答えが違うというローカルルールリスクがあります。
この様に、インターネットで情報を収集する場合は、ローカルルールのリスクがあることに注意しなければなりません。
時間軸のリスク
もう一つは時間軸のリスクがあります。
介護を取りしきる部署の人事は、3年すると他の部署に異動します。
例えば、3月まで公園管理課にいた職員が、4月の異動で介護保険課に移ってくる。
担当者として、6月から実地指導に行く。
3年ぐらいすると別の部署へ移る。
だいたい、この繰り返しです。
一般的に同じ部署に3年以上いると、出世コースから外れたと見られます。
今まで介護保険課の課長がダメと言っていたことが、4月に異動があって新しい課長が来ると、ダメであったことがよくなっている。
結構、こういう事例はあります。
あるいは、担当者によって、言っていることが違う。
また、同じ大阪市の回答であったとしても、その回答がいつされたかによって、答えが違うことがあります。
この様に、介護の担当部署の職員は、だいたい3年ごとに入れ替わるので、職員が入れ替わるごとに法律の解釈が異なり、結果的に指導の内容が変わってきます。
介護事業の経営者がよく言うことに、「役所の担当者と仲良くなって、うまくいっていると思っていたら担当者が変わって、そりが合わない。」ということがあります。
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