セントケアの新しいビジネスモデル
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
日本経済新聞(2015年9月3日)に、注目すべき記事がありましたので、ご紹介します。
セントケアは、次の介護報酬改定に向けて、新しいビジネスモデルの構築を目指しています。
具体的には、看護師が介護計画の作成から実際のサービス提供まで一貫して行う訪問看護です。
その訪問看護によって、
- 過剰なサービスを抑制すること。
- セルフケアや地域住民による互助を通じて、要介護者を一定期間で自立させること。
を目的としています。
セントケアの新ビジネスモデルの募集
https://www.saint-care.com/information/pdf/2015.09.01_1.pdf
過剰なサービスを抑制すること
一人のご利用者に対して、ケアマネさんがケアプランの原案を作成します。
その後、サービス調整を行い訪問介護、訪問看護、通所介護などのサービス担当者を集めて、ケアプランの内容を検討するサービス担当者会議が行われます。
このとき、会議の参加者の間で情報がうまく共有されないと、最適なサービスが行われず、過剰なサービスの提供になってしまうことがあります。
セントケアのビジネスモデルは、看護師が介護計画の作成から実際のサービス提供まで一貫して行うので、その様なことがなくなると説明されています。
要介護者を一定期間で自立させること
要介護者を一定期間で自立させることは、介護サービスの質の向上を意味しています。
現在、サービスの質の評価が、厚生労働省で検討されています。
サービスの質の評価が、本格的に介護報酬に導入される前に、セントケアはビジネスモデルを構築しようとしています。
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