デイサービスの移動・送迎時間の長短が収支差に与える影響

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

デイサービスの提供エリアを拡大すれば利用者の増加は見込めますが、総営業時間は増加しその結果、送迎職員の賃金増加や車両維持費が増加します。

しかも、移動・送迎費は基本報酬に含まれているため請求できません。

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特に開業時は多くのご利用者を獲得したいという思いから、送迎エリアを広くしてしまって、収支がマイナスになってしまったという方もおられると思います。

それでは、送迎エリアはどれぐらいまでが適正なのでしょうか?

個々の事業所によって多少の違いはあるでしょうが、おおむね事業所から車で片道おおよそ20分~30分以内ではないかと思います。

デイサービスによっては、ホームページなどで

  1. 片道○分以内とか
  2. ○㎞範囲内とか
  3. ○市と△市を送迎エリア
    などと送迎エリアを限定しているところがあります。

開業時は、ケアマネさんに「送迎エリアを決めています」と言いにくいでしょうが、軌道に乗ってきたら収支が合う送迎エリアを明確にして、むやみにエリアを拡大しない様にしなければなりません。




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松本昌晴税理士事務所
大阪の税理士
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