2016.01.16
カテゴリ:ブログ
人員基準を遵守しながら少数精鋭
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
介護事業所の人員基準は最低配置人数を示すものであり、人員基準未達の場合は報酬減算30%になり、長期間の人員基準未達は行政処分の対象になります。
介護事業所は、規模のメリットにより利益を出すことができます。
しかし、それは分かっていても人材不足により、規模の拡大は難しいです。
また経営者は、嫌な職員にも辞められたら困るので気を使います。
そんな苦労をするのなら規模の拡大は目指さず、気の合う仲間だけの少人数で事業運営するというやり方もあります。
少人数での事業運営は個々の能力次第ですが、少人数だからこそ自分でやらなければならないという自覚が芽生え、少数精鋭は職員を育てることになります。
事業拡大は需要があるからではなく、管理者が育って任せられるようになってから考えるべきではないでしょうか?