2016.03.13
カテゴリ:介護事業所の経営
キャリア段位制度のこれまでの経緯
こんにちは。介護専門税理士の松本昌晴です。
介護人材の不足は、介護業界において大きな課題となっています。
厚生労働省は、その解決策の一つとしてキャリア段位制度を創設しました。
介護分野は成長分野であり、そこにどうやって人材を引っ張っていくか、また量だけでなく質をどうやって引き上げていくかという議論が重ねられ、キャリア段位制度が創設された経緯があります。
このキャリア段位制は、もともと内閣府で検討が開始されました。
平成23年には、1年間をかけて実証事業として、現場でモデル的にキャリア段位の取り組みが行われ、評価基準や制度のスキームが決定されました。
実際に現場で動き始めたのは、平成24年11月から3年間で内閣府で行われました。
その後、平成27年度に厚生労働省に移管されて、今日に至っています。