2016.03.17
カテゴリ:介護事業所の経営
キャリア段位の評価手順
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
介護事業所や施設でキャリア段位制度を導入するにあたって、どの様な手順に従って進めていくかですが、次の通り第1ステップから順番に第4ステップまで行います。
まず、
- 第1ステップ
キャリア段位制度を導入することを決定したら、アセッサーの候補者を決め、その方がアセッサー講習を受講します。そして評価を受ける介護職員を決めます。 - 第2ステップ
介護職員は、日常の介護行為を振り返って自己評価します。アセッサーは、評価される介護職員と面談して評価期間や目標を設定します。 - 第3ステップ
シルバーサービス振興会に評価開始の申請しOJTとして日常に業務を行うわけですが、アセッサーは助言・指導し評価しなければなりません。 - 第4ステップ
評価される介護職員は、振り返りとして自己評価をします。アセッサーとの面談を通じて、自己評価を確認しアセッサーの評価して、今後取り組むべきことを介護職員に伝える。
第2ステップから第4ステップまでを繰り返し行いながら、クリアした段階でレベル認定の申請を行います。
上記のステップを行うには、結構、時間がかかります。
事業所の体制としてシフト調整等を行い、アセッサーと評価される者がセットで動くことが多くなりますので、評価期間は1ヶ月以上6ヶ月はかかるのが現状です。