介護業界のICT化は始まっている

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

先日、茶話本舗がカイポケビズが提供するICTシステムを茶話本舗の会員が導入してICT化を行うと発表しました。

すでにICT化は動いています。

ただ、ICTを使うと非常に便利であるということは分かりますが、設備投資にお金がかかります。

ヘルパーさん一人に一台の端末機が必要になり、又データを集計するためのプログラムが必要になります。

恐らく小規模介護事業者は、ICTを導入しないという結論になると思います。

しかし、今後それではダメという状況が生じる可能性があります。

ICTを導入しないと取り残される可能性がある

ICT化は事業所内だけでなく、ヘルパーさんが端末機に入力したデータとして、体温や血圧などご利用者の状態などのデータが、そのご利用者の主治医に送られ、患者さんの状態がリアルタイムに見ることができるようになります。

また、ご利用者さんの担当ケアマネさんのコンピューターにデータが送られ、ケアマネさんはその日にどういうサービスを受けて、どういう状況であったかということがリアルタイムに確認することができるようになります。

すなわち、このICTというのは事業所だけでなく、病院とかケアマネさん、場合によっては遠方にいる家族の方などと共有する手段として使われる可能性があります。

もし、この様な状況になったらICTを導入しないと、ご利用者の主治医やケアマネさんはリアルタイムにデータが届きません。

ということは、ICT化していない事業所は、使われないというリスクがあります。

ケアプランに位置付けられないことになります。

画像の説明
出典:厚生労働省「健康・医療・介護分野におけるICT化の推進について」等の掲載について
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000042500.html




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松本昌晴税理士事務所
大阪の税理士
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