2016.06.19
カテゴリ:介護事業所の経営
実地指導の事前準備として、サイン又は印鑑の漏れをチェック
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
介護サービスは計画ありきですから、計画のないサービスは提供できません。
しかし、計画を作った段階では、素案あるいは原案にすぎません。
その素案又は原案を利用者さんに説明して同意をもらいます。
同意をもらった段階で素案あるいは原案が本プランになります。
介護サービスは、本プランがないと提供できません。
実地指導のポイントを考えたとき実地指導でチェックされるのは、その計画が本プランかどうかです。
その計画書が本プランであるとかどうかはの確認は、同意の記録です。
記録とはサインか印鑑をもらうことです。
このサインや印鑑が同意の証であって、それがあることによって本プランになります。
したがって、実地指導対策のポイントの一つは、サイン又は印鑑の漏れはないかどうかをチェックすることです。
サイン又は印鑑の漏れがあると、計画書は本プランではなくサービスの提供はできません。
もし請求していたら返還指導となります。