2016.08.04
カテゴリ:介護事業所の経営
訪問型サービスA(緩和した基準によるサービス)
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
介護予防・日常生活支援総合事業(以下「総合事業」)で訪問型サービスAには、身体介護と生活援助の2つがあります。
身体介護は、教育を受けたプロのヘルパーさんでないと危険です。
したがって、身体介護は専門サービスとして専門家しかできず、総合事業の中でも介護事業所が担当します。
もう一つ生活援助(掃除、洗濯、調理)に関しては、資格を持っていなくても家政婦やハウスキーパー、ボランティアでも可能です。
訪問介護に生活援助がありますが、生活援助だけだっから資格はいりません。
ホームヘルパーの資格は、身体介護の資格と考えられます。
【総合事業の構成】
出典:全国介護保険担当課長会議資料(平成26年7月28日)
ボランティアスタッフの中心になるのは元気な高齢者
厚生労働省は、「誰がボランティアとして仕事ができるか」「誰が掃除、洗濯をするのか」について、元気な高齢者の方に担っていただくと説明しています。
厚生労働省が考えているボランティアスタッフの中心は、ご近所の専業主婦や学生などではありません。
ボランティアスタッフの中心になるのは、元気な高齢者です。
地方都市で高齢化が進んで若者少なくても、元気な高齢者が担い手になります。