2016.08.19
カテゴリ:介護事業所の経営
介護保険外サービスは介護保険サービスにとらわれずに発想
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
次のグラフは「利用している又は利用してみたい介護保険外の介護サービス」です。
出典:日本政策金融公庫総合研究所
https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/sme_findings160209.pdf
上のグラフに書いてあるものは、今の介護保険の延長がほとんどであり、介護保険外サービス(自費サービス)はまだまだ狭い範囲でしか考えられていないのが現状です。
なぜ、狭い範囲でしか考えられていないのでしょうか?
それは介護保険サービスという目線で見ているから、視野が狭くなっていることにあります。
これから介護保険外サービスを考えるときは、介護保険という目線を外して視野を広げないと介護保険外サービスという市場は見えきません。
介護保険には人員基準、設備基準があり、この基準を遵守しなければなりません。
介護保険外サービスには、基準はありません。
人の配置に決まりごとはなく、建物の面積に決まりごとはありません。
介護保険は縛りがありますが、介護保険外サービスには縛りはありません。
そのことに事業者さんに気付き目線を広げて頂いて、どういうニーズがあるか、何を必要としているか、自分たちはどういうサービスを提供できるかを考えていただくと、新たな介護保険外サービスが生まれてきます。