2016.09.17
カテゴリ:介護事業所の経営
実地指導における指導事例
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
実地指導があると色々な指摘を受けますが、その具体的な事例を介護サービスごとに集めました。
実地指導であわてないためにも、事前にチェックして下さい。
介護老人保健施設での指導事項
- リネン室内は、感染症対策のため清潔リネン以外のものを保管してはいけません。
- 管理者、施設長の勤務実態とタイムカード
- 日用品費の一括請求は不可
- 療養食加算で、様式第九施設サービス等介護給付費明細書の主病名欄に、療養食加算に該当する病名の記載
- 自己チェックリストへの嘘の記載は虚偽の対象
- 調理器具は床上60センチ以上に保管
- 健康保険証に老健の入退所日を記載する
- 入退所に関する検討など医師の関与状況
- 広場などでおやつを取るときは吸引器を置く
- 年二回の避難訓練の内一回は夜間訓練→視点は職員の少ない時にどう動くか。
- 栄養ケアマネジメントでは入所者を低中高ランクに区分して高リスクは2週間毎に評価。中低は3ヶ月に一回の評価。
- 調理後2時間以内に喫食
- 疾病、状態の変化での食事形態の変更は医師の指示で
- 死角となる位置への配慮
- ステーションなどは不在時は鍵を掛ける。個人情報と医薬品、使用していない部屋、場所も死角になるので鍵を掛ける。
- 会計の区分
- 特浴は出来るだけカーテンをしてプライバシーに配慮
- 食事時、車椅子の方は出来るだけ椅子へ
- 身体拘束の新人研修への折込
- シーネの時は家族に説明
- 身体拘束の外部研修を受けること
- 入浴出来なかった場合の代替(清拭など)の記録
- 排泄は出来るだけ個別誘導を
- ポータブルトイレはカーテンの中に入れるように
- 褥瘡が予想される方は入所時点で予防計画を立てる
- 褥瘡の経過記録は絵などで大きさを追う
- 事故記録と家族への連絡の記録