デイサービスは機能訓練中心でそれ以外は総合事業へ

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

今回の介護保険制度改正は介護保険部会で審議中で、まだ結論は出ていません。

しかし今までの議論からデイサービスが最終的にどのようになるのかを考えてみたいと思います。

いずれデイサービスは機能訓練中心となり、日中のお預かり、すなわちレスパイト機能は介護予防・日常生活支援事業(以下「総合事業」という)のサービスAに移行される可能性があります。

今回の改正では一気にそこまで実施されないでしょうが、その次の改正では、総合事業の進行度合いにより受け皿が出来たら要注意です。

今回の改正では、総合事業への移行途中で検証ができていないとして、デイサービスのお預かりのサービスは介護保険の対象から外れないでしょう。

しかし、順調に総合事業が充実してきたら、日中過ごしてもらうことは、すべてサービスAすなわち有償ボランティアの方が中心となったミニデイサービスが行い、通常のデイサービスは機能訓練だけをするというのが最終形態となります。

要介護1,2の方についてもデイサービスは機能訓練を中心にもっていくとしているわけですから、当然近い将来はこの日中のお預かりという部分はサービスAに移されるでしょう。

デイサービスがやるのは機能訓練だけになり、7時間以上9時間未満とか、5時間以上7時間未満というと長時間型のサービスはなくなってくると予想されます。





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