これからの介護事業のキーワード~ICT、ロボット~

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

未来投資会議(第2回 平成28年11月10日開催)で、テーマの一つとしてICTと介護ロボットの活用が挙げられています。

今後、介護報酬や人員基準において、ICTや介護ロボットの導入が何らかの形で組み込まれてくると予想されます。

介護保険法の改正を議論している介護保険部会においても、ICTや介護ロボットが取り上げられており、厚生労働省から次の論点が提示されています。

  1. ロボットやセンサーなどの新しい技術を利用者に対するサービスの向上や労働環境の改善に繋げるための取り組み
  2. 介護記録のICT化など、個々の事業者レベルでICTの活用促進をするための方策
  3. ICT化による業務効率化にあたって、適切な制度運用に必要とされる書類のあり方をどう考えるか

介護分野では、人材確保や生産性向上・業務効率化が課題になっていますが、ICTや介護ロボットなどほとんど活用されておらず、現場の負担軽減や、効率化につながっていません。

この様なことから介護保険制度改正の議論において、ICTや介護ロボットなどを活用した介護については、効率化や負担軽減効果が検証された上で、介護報酬や人員基準・施設基準に見直しに反映させるような検討がなされます。

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出典:未来投資会議(第2回平成28年11月10日) 




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松本昌晴税理士事務所
大阪の税理士
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