2017.07.04
カテゴリ:松本会計事務所
当初に掲げた目標の達成状況
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
今年も半年が過ぎ、年初に掲げた目標の進捗状況を皆さんは確認されているでしょうか?
介護は、アセスメント→介護計画→モニタリング→見直しの繰返しをしながら、サービスの提供が計画通りに行われるよう軌道修正しいきます。
会社の経営計画(簡単な目標でもいいです。)も、介護と同様にPDCAサイクルである、P(Plan) 計画⇒D(Do) 実行⇒C(Check) 評価⇒A(Act) 改善・・・これを繰り返しながら目標を達成しなければなりません。
C(Check) 評価をしなければ、何が問題で何を改善すべきかということが分からず、1年たって目標が達成できなかったで終わります。
私も半年たって、年初に掲げた目標の達成度合をC(Check) 評価し、改善点を明確にしたいと思います。
◎計画以上の達成 ○計画通り △課題あり ×難しい
- 事務所の経営計画書の作成と人事評価制度の導入(コンサルタントにアドバイスを受けながら)
⇒△課題あり 私の方向転換により大幅に計画修正。混乱が生じましたが、お互いに本音の話ができて結果良し。 - 優秀な人材の確保(個人的な人脈による採用)
⇒△課題あり 難しいかもしれない。他の方法を検討する必要があるかも。 - 主婦パートの戦力化(潜在的に能力のある主婦の採用と研修によるレベルアップ)
⇒△課題あり 現在3名が実務研修中。いかに早期に戦力化できるかが課題。 - リスティング広告とYoutubeの徹底活用(優秀な人材を配置)
⇒×難しい お陰様で顧問先は増えているのですが、受入体制ができておらず、リスティング広告は中止。 - 工数管理の見える化(専用ソフトの検討と導入)
⇒△課題あり 専用ソフトを導入してデータ蓄積中。データが集まると分析が可能となるが、分析ができていない。 - 銀行との業務提携による「ものづくり補助金」の受注と生産効率化(銀行との業務契約締結と「ものづくり補助金」特化事務所の工場見学によるノウハウ習得)
⇒◎計画以上の達成 銀行との業務契約を締結。特化事務所も見学した。受注した場合の体制作りのため専担者を採用する予定だったが、リスクと採用が難しいこともあって、在宅の成功報酬に切り替えたが、かなり優秀な人が応募していただいおり、期待以上の効果があった。 - 助成金のアドバイス(顧問先中心から人材確保ができたら外部への営業)
⇒×難しい 人材確保ができていないため、外部への営業はできていない。人材確保が依然課題。休業状態である。 - 介護保険制度改正をテーマにしたセミナーの開催(顧問先様向けセミナー開催後、一般向けへ)
⇒○計画通り 2月16日にセミナー開催。今年後半に介護報酬改定のセミナーを開催計画。銀行からのセミナー依頼あり。 - MFクラウド会計のマスターと顧客獲得(職員全員がマスターし、事務の効率化を進める)
⇒△課題あり 一部(ほんの2~3社)導入。目標達成には、ほど遠い状況。 - ドキュワークスの深化による事務の効率化(徐々にペーパーレス化へ)
⇒○計画通り かなりのスピードでペーパーレス化が進行。コピーの枚数がかなり減少。その結果、不要な書庫の廃棄と空いたスペースに新たな机を購入。 - 人事採用コンサルティング導入による顧客獲得(1月のコンサルティング養成講座に参加)
⇒×難しい コンサルティング養成講座に参加したが、自社の採用の参考程度。積極的な事業展開は無理と判断。 - 経理代行の検討(まず、受注見込みのある顧問先の経理代行の実施)
⇒△課題あり 数社見込みあるが、今は顧問先の状況を見ながら提案予定。銀行紹介の飲食店に提案中。 - MAS監査導入の検討(いつかは導入。そのタイミングを探る)
⇒×難しい 今はやらないことに決定。 - 昨年効果あったDMを積極的に展開(チラシの再校正と配布先の拡大)
⇒△課題あり 新規顧問先の受入体制(人材確保と職員のレベルアップ)ができていないので、ストップしている。
経営計画を作成すると、今の課題が見えてきます。
その改善や目標を達成するためには、経営計画を作成することは苦しい作業ですが、皆が一つにまとまって同じ方向に進んでいくためには避けて通れません。
a:1447 t:2 y:1