小規模デイのサテライト移行の理由と効果

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

前回の介護報酬改定で、小規模デイの選択肢として、

  • 大規模型・通常規模型のサテライト事業所になる。
  • 小規模多機能型のサテライト事業所になる。
    がありました。

三菱UFJリサーチ&コンサルィングの「通所介護に関する調査研究事業報告書」によりますと、サテライトに移行した小規模の通所介護事業所について、

  1. サテライト事業所に移行した理由と
  2. 移行してきた小規模事業所での効果
    の調査結果が報告されています。

サテライト事業所に移行した理由

サンプル数が8件と少ないが、うち4件が「事業所が所在する市町村外の利用者の受入ができなくなるため」となっています。

画像の説明

出典:三菱UFJリサーチ&コンサルティング「通所介護に関する調査研究事業報告書」(平成30年3月)

移行してきた小規模事業所での効果

サテライトに移行した「小規模の通所介護事業所」がある場合、移行してきた小規模事業所での効果をみると、「利用者を確保しやすくなった」とか「事業所間で職員を派遣しあい、安定したサービス提供体制が構築できた」などの効果があったことが明らかになっています。

画像の説明

出典:三菱UFJリサーチ&コンサルティング「通所介護に関する調査研究事業報告書」(平成30年3月)

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