訪問介護の開業の手引きNO 50~ケアマネさんからの紹介があったとき、スタッフ全員で対応~【音声動画+テキスト】
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
動画
訪問介護事業所の開業をお考えの方、あるいは開業されたばかりの方でケアマネさんから紹介しますという電話があった場合の対応について述べさせていただいてますけども、前回は速やかな対応という点について話をさせていただきました。
今日はスタッフ全員による対応ということについて述べさせていただきたいと思います。
留守番電話のチェック
ケアマネさんから電話があって留守の場合もあるわけですけども、出来るだけ折り返しの電話をすることを心掛けください。
できたら30分以内に折り返しの電話をする、ということが必要かと思います。
留守番電話にメッセージが入っているというようなケースがありますから、そのメッセージが入ってから30分以内に折り返しの電話をケアマネさんにします。
そういうことをしないと、ケアマネさんは忙しいですから他の事業所に電話して依頼してしまうというようなことがよくあります。
したがって留守番電話を常にチェックするということが、必要になってくるかと思います。
スッタフ全員で対応する体制
しかし、できたら留守にするというようなことは出来るだけ避けたいということですけども、管理者やサービス提供責任者が常に事業所にいるということがありませんので、管理者やサービス提供責任者以外のスタッフ全員が対応できるような体制を整えておくということが必要になってくると思います。
たとえばケアマネさんから電話がかかってきた時に、管理者やサービス提供責任者が不在であったとしても、空き状況をすぐわかるような体制を整えて、ケアマネさんからの問い合わせがあった時にもすぐ対応して、チャンスを逃さないうようにする。
そのためにはスタッフ全員が空き状況を把握し、責任を持って対応できるような体制づくりを作っていただくというようなことが、必要ではないかと思います。
事前の打ち合わせと研修
そのためには、やはりスタッフ全員を集めて研修をしていただくというようなことが必要です。
いきなり電話がかかってきて、すぐ対応できないと思いますので実際にケアマネさんからかかってきたという状況を模擬形式で研修をしていただいて、どの資料を見れば空き状況がわかるのかと、この場合にはどう対応するとか事前に研修し準備をしていただいたらいかがでしょうか。
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