訪問介護の開業の手引きNO69~保険外サービスの利用意向~【音声動画+テキスト】

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

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訪問介護事業を開業される方のために様々な情報を提供していますが、今回は介護保険外サービスの利用意向についてご説明したいと思います。

家族を介護している方が、保険外サービスを利用したいかどうか、あるいは利用しているかどうか、というようなアンケート調査結果です。

保険外サービスについての厚生労働省の考え方

介護保険外サービスについてはですね、今話題になってまして、積極的に導入していこうというような厚生労働省の考え方があります。

今まではですね、地域によって介護保険外サービスを利用するにあたって非常に基準が曖昧でなかなか利用できなかったということで、これではいけないということで厚生労働省が基準を作ろうという動きがあります。

それは厚生労働省の意図するところは、介護保険では高齢者の介護サービスを全てカバーできない。

介護保険は最低の介護サービスであって、それ以外のものを保険外サービスとして提供できないと高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らしができないということがあります。

さらに社会保障費が膨らんでいくので、自費の介護保険外サービスを充実させなければいけない。

こうような厚生労働省の思惑があると思われますけども、いずれにしても介護保険だけではなくて、介護保険外サービスも提供していくということを訪問介護を開業される方は考えておくべきだというふうに思います。

保険外サービスの利用意向

そこで家族の介護をしている人たちは、どのような介護保険外サービスの利用意向を持っているかということで、調査結果が出てます。

利用しているという方が21.2%、利用してみたいという方が39.7%、利用したいとは思わないが39.1%になってます。

これはまあ所得に応じて、これをみていただくと利用している人はだんだん所得が増えれば増えるほど多くなっている。

一千万以上ですと39%が利用している。

これは当然といえば当然。

10割負担である保険外サービスは、お金がないと利用できないということで、これは所得が多くなれば利用する人が増える。

ところがですね、利用してみたいという人はこの所得に応じてそれほど変わらないんですよね。

現実お金が出るっていうことになると、これが実際には変わってくるかもわかりませんけど。

介護保険サービスである訪問介護が柱の中心

利用してみたいという人は、かなり多いというところを見るとですね、訪問介護を開業した方は、保険外サービスも需要があるのではないだろうかというようなことも考えていただければというふうに思います。

ただ一点気をつけないといけないと私が思うのが、訪問介護はあくまでも本業であり1割から3割の負担で10割のサービスを提供できる介護保険サービスです。

その本業である訪問介護っていうのは、サービスの提供しやすいサービスですよね。

1割から3割の負担金で10割のお金がもらえるということですから。

これがうまくいかないようではですね、10割負担の保険外サービスもうまくいくわけはないということになります。

訪問介護事業がダメだから保険外サービスをするというのは本末転倒であるように、私は個人的には思います。

以上、保険外サービスの利用意向について述べさせていただきました。



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