訪問介護の開業の手引きN0.105~コツコツ貯めた自己資金は借入のとき信用につながる~【音声動画+テキスト】

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

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今、ご覧いただいているのは日本政策金融公庫の融資を受ける時の創業計画書の見本例です。

政策公庫から借りる時に、ここの7番目に「必要な資金と調達方法」というところがあります。

そして自己資金がこの場合は390万ですけど、訪問介護事業をする方がどれだけの自己資金があるかという風な金額を書く欄があります。

自己資金は信用力のバロメーター

ここで自己資金がたくさんあれば借りる必要はないので、自己資金が例えば0円にすると借り入れも多くなる。

というようなことも考えがちですけども、これはかえって信用がないということになります。

自己資金がある程度貯まると、貯めているということはそれだけ信用力が高いので、この人に貸してもお金は返ってくるだろうという判断ができるわけですけども、全く自己資金がないというような方は生活費で全部使っちゃって、今度お金を貸しても返済してくれないのではないかというようなことを考えます。

コツコツ貯金

そこで、この自己資金について就職、例えば訪問介護事業所で働いて、少ない給料の中から少しずつコツコツと貯めていく、2万でも3万でも毎月貯めていって例えば150万貯めました。

給料から積立をしているというような通帳があれば、その150万の積立は非常に信用力が高いです。

もしあなたが金融機関の融資係だったとしたら、コツコツ貯めてきた150万と、それから親から借りている150万とどっちが信用力が高いかというと、やっぱり自分でコツコツ貯めたそういう人の方がやはり信用できる。

将来お金を貸しても返してくれるという風に思うと思うんです。

したがって、もしですねあなたが訪問介護事業を数年後始めたいというなら、もう貯金されておれば全然問題ないですけども、貯金が少ないということになれば毎月コツコツ貯金していくということが大事です。

実際、自己資金はいくら用意しているのか?

ここの金額、この場合は390万ですけども実際には訪問介護事業を開業する方でこんなにたくさんの自己資金がある方は珍しいです。

例えば100万であるとか、200万ですとか多くても300万といった事例がほとんどです。

そしてお金を貯めていただいて、そして日本政策金融公庫からお金を借りるというような形にしていただければと思います。

自己資金の2~3倍の借入れ

この事例ですと390万の自己資金に対して、700万の借り入れをしてますけど約2倍ぐらいの借り入れ。

これでいくと他の金融機関を含めると2倍強ですけどもだいたいこれぐらいの感じで借り入れができるということのイメージを持っていただいたらいいと思います。

自己資金がこれだけあるから1000万、2000万借りるとなると無担保無保証ではなかなか厳しいということになりますので、無担保無保証の場合はせいぜい2、3倍というような、自己資金の2、3倍を借り入れできるとそういうようなイメージを持っていただければという風に思います。

とにかく開業後もですね資金はいくらあっても足りませんので、節約できるということが大事です。

そのためにはですね今からでもですねコツコツ貯めていただけるということが大事ではないかと思います。



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