訪問介護の開業の手引きN0.115~家族の理解は得られているか?~【音声動画+テキスト】
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
動画
訪問介護事業を開業される方のために、開業準備にあたってどういったことに気をつけないといけないかという点について、以前動画でご説明したことがあります。
創業の動機は明確ですか?とか創業する事業について経験や知識はありますか?とか、それから事業を継続していく自信がありますか?
これをそれぞれについて答えていただいて、開業の心構えについてお伝えしたことがあります。
今回はその中で、ここの家族の理解はありますか、というところに焦点を絞ってお話をしたいと思います。
創業計画書を家族に見せて理解を得る
開業する前に開業計画を作成するわけですけども、それをまずですね計画書を家族に見せていただきたいと思います。
特に奥さんに見せていただく。
たとえば将来の収益とか、資金繰りなどの見込みというのを説明する。
もちろん、そんな計画って甘いんじゃないかとかいうような鋭い質問があるかもしれませんけども、そのような質問に答えられないようでは金融機関に申し込むことすら難しいと思うんです。
家族を説得できないようでは、金融機関に申し込みをしても無理かもしれませんという話です。
もっとも、家族の立場と金融機関の立場違いますので、家族が反対しても金融機関から見れば優良なお客さんということで、融資するということがあるかもしれません。
特に、ご結婚されてお子さんもいらっしゃるというような方が、訪問介護をすると言った場合には奥さんの絶対の了解は必要であるというふうに思います。
夫婦中が良いと業績にもプラス
ご夫婦で一緒に事業をされている方は、私の顧問先でも見かけるんですけども、ご夫婦仲の良い会社ほど業績が良いという傾向にあります。
もちろん絶対ではないんですけども、やはり夫婦仲が良いとなれば仕事に対してもハリが出てくるし、前向きになるということですけども、家族の理解が得られずに家族の反対で訪問介護事業をやるといった時には、精神的な負担を含めて乗り越えないといけない課題というのが訪問介護事業をする場合に色々あるわけです。
それに家族の理解が得られないというストレスです。
そういったことで、事業そのものがうまくいくかどうかという疑問も生まれてきます。
したがって、訪問介護事業を開業される場合には、ぜひ家族の理解はありますか。
事業計画を見せてある程度納得してもらうということ、これが非常に大事になってきますと思いますので、ぜひ自分で作った計画書を奥さんやご両親、あるいは兄弟に見せて説明していただきたい。
熱い情熱があれば、その理解は深まると思います。
以上で今回は訪問介護事業を開業されるにあたって家族の理解を得ること、これに焦点を絞ってご説明いたしました。
以上で動画を終わります。ありがとうございました。
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