厚労省の軽度者の介護保険外し【音声動画+テキスト】

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

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次期の介護保険制度の改正について厚生労働省の社会保障審議会、介護保険部会でいよいよ議論がスタートしていますが、その介護保険部会の検討事項の1つとして継続可能な介護保険制度の再構築というのがあげられています。

高齢者が増えていく中でどんどん介護費用が増えていく。

しかし財源には限りがあるわけで、もし財源がなくなれば介護保険を利用する人が介護サービスを利用することができなくなってしまう。

そのようなことが起きないようにどうすればいいかというのが、この継続可能な介護保険制度の再構築ということでテーマになっています。

具体的に検討されるであろう内容として、軽度者である要介護1と2を介護保険から外していこうと、そういう流れが今回もあるであろうと想像されます。

前回の報酬改定で軽度者の生活援助について、訪問介護の生活援助について介護保険制度から外そうというような動きもありました。
今回も同じようなことがテーマになると思われます。

厚生労働省は以前から要介護1と2の方を介護保険制度から外したいという意向を持っていたというふうに考えられます。

今ご覧いただいているスライドの図はですね、要介護認定者数等の見通しというグラフですが、平成28年2月の介護保険部会の資料ですけども、この棒グラフを見るだけでも厚生労働省は要介護1と2を介護保険制度から外したいというふうに考えていると思われます。

要介護認定者数等の見通し

出典:第55回社会保障審議会介護保険部会資料

なぜかということですが、よく見ていただくと要介護5、4、3、2、1と色分けしてありますけども、上から要介護5そして4、3でここは2、1とこのように棒グラフになっています。

ここで気をつけて見ていただくと、この0のラインがありましてここから上と下に分かれています。

要介護1と2は0から下、全部0から下になっています。

要介護3、4、5が0から上、もうこのグラフを見ていただくだけで厚生労働省はもう要介護1は考えていないと、要介護3、4、5しか考えていないのではないかというふうに私はこの図を見て思いました。

したがって厚生労働省の最終目標は要介護1、2を介護保険制度から外して総合事業などにうつしていきたいというのが究極の目標ではないかと私は想像致します。

以上で、動画を終わります。



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