75歳以上の高齢者の占める割合は増加【音声動画+テキスト】
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
動画
今ご覧いただいているのは、総人口の推移を示したグラフですが、この青いところが15歳から64歳の人口を示しています。
いわゆる介護の担い手としての、介護従事者の中心となる人口帯ですけども、だんだんだんだん減っていくというようなグラフになっています。
一方、65歳から74歳の人口、この赤いところですけども、こういう状況であまり増えていってはいないですけども、一定の割合で存在するということになっています。
一方、75歳以上の人口、オレンジのところですけども、少しずつこうやって増えていってるというような傾向が見えていきます。
比率で見ていくと、65歳から75歳の人口というのはこの折れ線グラフですけども、比率的にここら辺をピークにしてそれほど増えていないというのがわかります。
一方75歳以上の人口が占める割合というのは、このオレンジですけどもずっと増加傾向が続いていくと、このあたりでピークにくるとこんな感じになっています。
このグラフが示すところを見ると、介護の担い手である15歳から64歳の人口が減っていく。
介護従事者の比率がだんだん減っていき、今でも採用するのが大変ですけどもますます厳しくなる。
一方、介護サービスの提供を受けたい75歳以上の人口というのはどんどんどんどん増えていくというところで、介護の担い手をいかに確保するかというところがいかに重要であるか。
介護費用を抑えていくことが、いかに重要であるかということをこの総人口の推移の中で見ることができます。
今回の介護保険制度の改正においてもですね、将来の介護保険制度が維持できるように見直していこうというようなことがテーマになっています。
どのような制度改正になるかというところが注目されるところです。
以上で終わります。
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