介護ロボットの効果と課題【音声動画+テキスト】
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
動画
介護人材の確保をするために、介護ロボットを使って生産性を向上するというような対策が行われています。
例えば移乗支援とか移動支援、排泄支援、見守り、コミュニケーション、入浴支援などについて、介護ロボットを使って職員の負担を軽減するとか、あるいは介護ロボットが代わって行うというようなことが実際行われています。
介護ロボットの効果・実証に関する調査結果というのが発表になっていまして、調査の対象になったのは介護老人福祉施設と呼ばれる特養とか、介護老人保健施設と呼ばれる老健といった施設系サービス、それから介護付きの有料老人ホームとかグループホームといったようなサービスについて、介護ロボットの効果・実証の調査が行われています。
介護ロボットを利用することによってそれを利用した利用者の感想を聞いたアンケート調査結果です。
一番多い回答がですね、ここの自分が介護者に気を使わなくても良いというところで、介護ロボットの導入のメリットを挙げています。
移乗支援とか移動支援、それぞれのこういった項目について、高い評価を与えています。
さらに、見守りの中で転倒が減るとか、それから緊急時にすぐに対応してもらえる安心感があるといったところで、介護ロボットを利用した効果があるというようなことで回答がなされています。
一方、職員に対する効果としては、身体的な負担の軽減、たとえば体の痛みなどが軽減されるといったところの回答が、介護ロボットを利用することによって効果があるというふうにこのように回答しています。
見守りについていうと、利用者の行動パターンが把握できるといった回答とか、あるいは優先順位の判断ができるといった効果があるというような回答をしています。
このように利用者あるいは職員に対する効果として、それぞれ介護ロボットを利用することによって効果があるというふうに回答しています。
しかし、問題点もあります。
今後の課題としては、見守り機器の導入によって夜勤職員配置加算の届け出があったのが5.8%と非常に少ないという点とか、導入費用が高額である、あるいは研修や使い方の周知が必要であるといったような課題が挙げられています。
以上で介護ロボットの効果、そしてその課題について述べさせていただきました。
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