介護職員の要望や悩みを聞くことによって定着率アップ【音声動画+テキスト】

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

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【文字起こし】

今回は介護スタッフの要望であるとか悩み、それを聞く、そういう機会を設けるということによって、定着率がアップするという話をさせていただきたいと思います。

今ご覧いただいているのは、日本政策金融公庫総合製作所の資料を抜粋したものですけども、職員の要望や悩みを聞いているかということと定着率の関係を示したものです。

画像の説明
出典:日本政策金融公庫総合研究所「訪問・通所介護事業者の経営実態」(平成28年1月26日)

高いと回答したところを見ていただくと、定期的に聞く機会を設けているところが、定着率が高いと回答したところが56.3%というふうにあります。

次に気がつけば聞いている、それから相談があれば応じている、あまり聞いていないということで、定期的に聞く機会を設けていると定着率が高くなっていくということが言えるのではないかと思います。

今ご覧いただいているのは、介護労働実態調査ですけども、介護関係の仕事を辞めた理由の一番多い理由として、職場の人間関係に問題があったためというふうな理由を一番に挙げています。

介護関係の仕事をやめた理由
出典:介護労働実態調査

職場の人間関係といえば、介護職員同士の人間関係が当然考えられるわけですけども、介護職員とトップとの人間関係もあるということが言えると思います。

その時に、定期的に経営者が介護職員の要望や悩みを聞いてコミュニケーションができておれば、人間関係も良くなるはずです。

そうであれば、退職というようなことにもならないというふうに考えられます。

そういうことで、やはり職場での人間関係に問題があるということを解消するための一つの方法として、経営者と介護スタッフが面談を行って、介護職員の要望や悩み事を聞く。

そういうことによって、人間関係を良くしていくというような努力が必要ではないかということが、この資料からも言えるのではないかと思います。

以上で職員の要望や悩みを聞くことと定着率との関係について述べさせていただきました。




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