大手飲食関連企業が高齢者向けの弁当宅配に相次いで参入

日本経済新聞2013年5月14日より

ワタミの宅配HPより
http://www.watami-takushoku.co.jp/
ワタミの宅配

日本経済新聞2013年5月14日よると、外食などの大手飲食関連企業が高齢者向けの弁当宅配に相次いで参入しています。

矢野経済研究所によると2015年の食品宅配サービス市場は1兆9021億円で、2010年度から約1割伸びる見通し。

ワタミが事業モデルを確立したことをみて、各社が一斉に参入しているようです。

参入している企業名と事業の状況は、記事からまとめると次の通りです。

参入している企業名事業の状況
ワタミ(ワタミの宅配)高齢者向け弁当宅配は大手では2008年にワタミが先行して参入。北海道や東北の一部を除く430ヵ所に配達拠点を持ち、1日約28万食を販売。2017年度までに宅配拠点を1200ヵ所にする。弁当宅配の売上高は2013年3月期で260億円。売上高営業利益率7.1%と、国内外食事業の3.7%を大きく上回っている。
松屋フーズ(松屋の夕食宅配)さいたま市に配達拠点を設け、市内全域を対象に「松屋の夕食宅配」サービスを始めた。1000種類以上の献立を用意。平日の週5日配達。料金は5日で2700円~2850円。首都圏にサービス地域を広げる。
ライドオン・エクスプレス(銀のお弁当)「銀のお弁当」は1食540円~570円。すしの拠点を活用して2015年度までに高齢者向けの拠点を全国約150ヵ所にする。
オリジン東秀(彩食健味)1食530円~670円。東京・江戸川に配達拠点を開設。2015年までに首都圏で配達拠点を40ヵ所、1日3万食の販売を目指す。
モンテローザ(居酒屋)神奈川県伊勢原市に初の自社工場を開設。
セブンーイレブン・ジャパン(コンビニエンスストア)日替わり弁当などの宅配サービスの一環で高齢者需要を取り込んでいる。




コメントのお願い

a:3428 t:1 y:0