要支援1、2は、完全に介護保険からは外さない?

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

昨日、地域包括ケア研究会のシンポジウムが大阪で開催され出席してきました。

みなさんが感心を持っておられると思う、要支援1と2を介護保険から切り離すことについて、報道に誤解があったとして、厚生労働省老健局の介護保険計画課長榎本健太郎氏から説明がありました。

その説明の内容は、次の通りです。

「軽度者またはそれに準ずる方のニーズは、幅広いのではないか?

その幅広いニーズに対して対応するために、介護サービス事業者、NPOなどが提供できる仕組みを作ることである。

介護予防・生活生活支援総合事業は既に導入されており、介護保険から切り離してやるということではない。」

私の知識では、イマイチ何をおっしゃているのか分かりませんでしたが、私は次のように解釈しました。

「要支援1と2の方は、今は介護保険の中で1割負担ですが、これからは自分のニーズに合ったサービスを提供してくれる介護サービス事業者やNPO、ボランティアなどを利用して、介護保険だけに頼らないでください」とおっしゃているのかな?と思いました。

したがって、要支援1と2の方は完全に介護保険の対象外になるのではなく、一部は残るけれど一部は介護保険外のサービスを利用するようになるのではないでしょうか?


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